真美弥の引き出し

九寸名古屋帯「レリーフ③」 <工芸帯地 洛風林の帯＞

まるで氷の妖精のような、清らかな帯。白銀の地色に透明感のある空色とベージュ。洛風林の名古屋帯「レリーフ」は三本目となりますが、同じ柄、同じ織り方でも、色が変わると全く違う帯に見えます。

古代建築のレリーフ装飾をモチーフに、おおらかな唐草が、洛風林さんならではの味わい深いふくれ織りで広がりを見せています。

レリーフの帯を、天神唐草(松竹梅唐草)の付下げに合わせてみました。上品なお着物がぴったりの帯です。
お問い合わせは、電話(072-998-6838) 又はこのブログのコメント欄(非公開)で、お気軽にどうぞ。

帯締め"草木染御嶽組" <龍工房 謹製>

久しぶりに龍工房さんが訪ねて来られ、今回は、この草木染御嶽組の帯締めを頂きました。上品な色が揃っていて、締め具合がとてもよい帯締めです。

草木染の和やかでやさしいお色です。

全部で六色ございます。お持ちの帯に合わせてお選びください。

芝崎圭一作 無地着尺

京都から芝崎圭一さんの無地の着尺が届きました。見た目も手触りも申し分のない、とても素敵な着尺。芝崎さんの着尺は、座繰りによる糸作り、草木染め、手機による織り、すべての工程が手仕事によるものです。

帯は、柳崇氏の名古屋帯”渋木地斜メ絣九寸 緑と茶”

洛風林の袋名古屋帯(八寸) "音の木"。


静かな光沢があり、反物の時はもちろん、お召し頂きますとさらに絹本来の艶が際立ってきます。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。　TEL　０７２－９９８－６８３８　又はこのブログのコメント欄 (非公開可)で。

付下げ「瑞雲」 京都小阪 謹製

京都小阪の付下げ「瑞雲」。おめでたい柄ですが堅苦しくなく、なんだかホッとするゆとりのある小阪さんならではの瑞雲です。
合わせた帯は、京都千藤の袋帯「パーリッシュ」品のよい輝きで、真珠のような上品な光沢が、時折、見え隠れ。幅広いシーンでお締め頂ける、気品のある帯です。



おめでたいシーンで、お召しいただきたいお着物です。

今年もどうぞよろしく

ごあいさつが遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。年末年始、お休みを頂き、９日(木)より営業させて頂いています。今年も皆様のお目にかなう着物や帯をご覧頂きたく存じますので、どうぞよろしくお願い致します。

奈良県明日香村の牽牛子塚古墳。「牽牛子(けんごし)」は朝顔の別称で、古墳とは思えないような珍しい八角形の形状の古墳です。
お正月でも混雑のない、静かな時間を過ごせる場所でした。