2024年 12月 03日
”樂の器 萬華乃彩(らくのうつわ ばんかのいろどり)” 於:樂美術館 |

樂の器では初めての試みの、楽しい展覧会に寄せて頂きました。
初代長次郎から歴代の樂焼の茶碗が一同に展示されたこれまでの会とは異なり、
茶懐石などで楽しむための趣向をこらした器、赤、黒、白、黄、緑と色鮮やかで、大きさも形も違う樂焼きの器が様々展示されていました。
ハマグリ形のお皿が何点かありましたが、
同様のデザインでも作り手の個性がそれぞれで全く違うものに。
また緑釉割山椒向付はスパッとした形で、
深い緑色が印象的でした。
写真撮影ができなくて残念でした。







二階の展示室には、「京料理 老舗之樂」コーナーが。
菊乃井、京都吉兆、京大和、瓢亭、和久傳 と、京都の老舗の料亭がそれぞれ所蔵の樂の器を出品。
向付や菓子皿、お猪口、大きなお皿もあり、とっても目に楽しい展示でした。
同じく樂の器でありながら、それぞれの料亭の個性がよく表れているように思いました。
12月24日(火)まで(月曜休館)
於:樂美術館
by kimono-mamiya
| 2024-12-03 12:26
| 着物以外の宝物
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