2024年 07月 05日
勝山健史 名古屋帯”ルーマニア華文”<工芸帯地 洛風林の帯> |

とっても素敵な帯が織り上がってきました。
勝山健史作「ルーマニア華文」。
この「ルーマニア華文」は勝山さんの定番ともいえる柄ですが、
これまでのは濃い色のモノトーン調子が多かったように思います。
今回のこの帯は明るくはんなりとして優しげな帯。


光の移ろいと共に、絵緯糸の輝きも変化していきます。

今回は帯地の組成と糸を変えてムッチリとしたなんとも表現し難い風合いに織り上がりました。


画像では、この帯の美しさを十分にお伝えすることができないので、
お手にとって感じて頂きたいところですが、
この帯が届いたその日のうちに、ご来店のお客様からご縁を頂きました。
勝山さんに、このような美しさの帯をまた織ってくださるようお願いしていますので、織れてきましたら、このブログ"真美弥の引き出し"でご紹介させて頂きます。
sold out
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写真の寄植えは、店主の喜寿のお祝いにと、子ども達三人からのプレゼント。
つくしからまつ
うちょうらん
夏えびね
梅鉢草
京都の花政(はなまさ)さんで、店主が育てている花と重ならないように選んでくれた高山植物4種。
これから咲く花もあり楽しみです。
寄植えの鉢は、前日に登り窯から出てきたばかりの京焼きで、娘の萌花が作ってくれました。
寄植えの世話の仕方が書かれた紙が添えられていて、来年も花が咲くよう大切に育てたいと思います。
by kimono-mamiya
| 2024-07-05 11:00
| 勝山健史の織物帖
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