
流水模様で夏を涼しげに装う帯。
芯を入ないお仕立てなので、軽やかにお締めいただけます。
これから迎える汗の季節、水の流れと生地の透け感が、
ほっと涼風をかんじさせてくれます。



今回、合わせている着物は”しずく縞斜め段”。
さり気なく上品でおしゃれな小紋です。
さらっとした生地で、とても着やすい風合いです。
この”流水”の夏八寸名古屋帯、
お手持ちのお着物や帯締め帯揚げに合わせて、お楽しみください。
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リニューアルしたばかりの東洋陶磁美術館に行ってきました。
高さ7メートルのガラスに囲まれたエントランス。
四隅には柱がなく、中央にある曲面のコンクリート壁が薄い屋根を支える構造で、
透明なガラスによる開放感が生み出されていました。

”油滴天目茶碗”は専用の独立ケースに展示されていて、
とても見やすくなっていました。





やはりさすがとしか言いようのない、
すばらしい所蔵品の数々。
とても一日では見きれず、
またもう一度、訪れてみたいと思いました。