
世界的な彫刻家 緒方良信氏のイタリアでの活躍50年を記念して、
立派な作品集が出版されました。
緒方氏の作品のテーマは”水”。
神話にまつわる高千穂峰を望む宮崎県都城市のお生まれで、国産み神話を幼い頃から聞き親しみ、日本創成期にまつわる天沼矛から滴る「滴」に深い興味を持たれ、すでに小学生の時に抽象的な水の流れの絵を書かれていたそうです。



一滴の滴は流れとなり、成長して洋々たる海の如き形態となり蒸発し、蒸気は水滴となり水に戻る。水の循環を生命の循環にたとえ輪廻をテーマに彫刻制作をしてこられました。

マエストロ OGATAの、今後の更なる彫刻制作が楽しみです。

先日出版記念のトーク&サイン会が和歌山で開催され、
私どもも伺わせて頂きました。
奥さまは八尾市のご出身。
ふと真美弥にお寄り頂いたのが、お知り合いになったきっかけでした。

白雪芥子(シラユキゲシ)。
今年も、春を告げるように咲いています。