
真美弥の本棚にある”織繍遺寶”の一枚の図案を参考に、店主が考案した付下げ着物が染め上がってきました。
元の図案は、松、竹、鶴、亀などのおめでたい模様が描かれていますが、
その中の唐花だけをすっきりと配して、さり気なくお召しいただける付下げに仕上がりました。
染めは、京都の小阪さん。こちらがお伝えした思いを、きれいにまとめあげて下さいました。


合わせた帯は、工芸帯地洛風林の袋帯”イスラム唐草”。
ふんわりと軽く、心地よい地風の帯です。


この付下げ着物は、3月21日(木)~26日(火)に予定しています”春の個展"
で、展示させていただきます。
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小さな小さな花です。
まだ寒い春のはじめに咲く”ミスミソウ”。
昨春、六甲高山植物園で分けて頂いた苗が、こんな花を咲かせてくれました。