
付下げですが訪問着以上の格があり、場の雰囲気を盛り上げるお着物です。
慶長小袖を本歌に、真美弥で再構成しました。
染めは京都小阪。
顔映りがとても良く、
初釜など、おめでたいお席にいかがでしょうか。
真美弥渾身の付下げです。
合わせた帯は、勝山健史氏の名古屋帯”舞楽文”。
勝山氏の10周年展の案内状の写真になった、格調高い帯です。
ばらの花にヱ霞があしらわれた図柄の本歌は、
室町時代、高野山の鎮守 丹生都比売(にうつひめ)神社の舞楽奉納の装束で、
小振りな装束を童が身につけたと伝えられているそうです。
(国指定重要文化財)




この付下げは、10月21日(土)から開催予定の弊店個展で、展示させて頂きます。
色合いや地風など、画像ではなかなかうまくお伝えできませんが、
ぜひ、実際に間近でお手にとってご覧下さいませ。