
柳宗悦の民藝の思想と芹沢銈介の型染カレンダーに出会い感銘をうけ、
染織家の道に進んだ柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)。
大阪高島屋で開催中の氏の展覧会を拝見させて頂きました。
100歳を迎えて今なお現役染色家として作品を生み出し続けておられるそうです。

注染水玉文布(部分) 木綿
浴衣を染めるのに使われる技法”注染”で染められているそうです。

型染布「喜びの鳥」(部分) 紬
どの鳥も表情が豊か。

型染二曲屏風「犬猫」(部分) 木綿
この展覧会では、ともに切磋琢磨してきた陶芸家や染色家の作品も展示されていて、
以前このブログでもアップさせて頂いた三代澤本寿(みよさわもとじゅ)の作品に久しぶりに出会うことができました。
「柚木沙弥郎と仲間たち」
8月23日(水)~9月3日(日)
於 大阪高島屋7階グランドホール