
土は水を得て形となり、火を通してやきものに。
やきものの街「常滑」でやきものの魅力に触れるINAXライブミュージアム。
広大な土地に、資料館・博物館・工房など6つの施設。

「世界のタイル博物館」のエントランスホールで。
タイルの作品です。

鮮やかなブルーに目が留まります。

一つ一つの丸いタイルは長い杭(くい)の形状をしていて、それをまだ軟かい壁に挿して、このようにデザインされています。
丸い形のタイルをただ貼り付けてあるだけとばかり思っていました。

大きな天井の装飾タイルが再現されています。
「世界のタイル博物館」では、研究家から寄贈された約6000点にも及ぶ世界中のタイルコレクションを収蔵。5500年前の古代メソポタミアにはじまり、模様や色遣いなど、国によってさまざまな個性とこだわりを持つタイルが一堂に会する様は実に見応えがありました。





洛風林さんの帯にもなりそうな模様のタイルもあり、
紀元前から近代までの実にたくさんのタイルが展示されていました。

土管を焼いた大正時代の窯と建物。
迫力ある煉瓦造の大きな窯や、
太い梁と柱を用いた建屋の小屋組は圧巻でした。