
イタリアから、一枚の嬉しい写真が届きました。
世界的な彫刻家 緒方良信さんの奥様 睦子さんからです。
去年6月、一反の白生地を持ってご主人と一緒にお越しくださいました。
お母様から譲り受けられた素敵な反物。
イタリアに帰れば、ドレスに仕立て上げてくれる人がいるので、
真美弥の色で染めてもらえないかとのご相談でした。
弊店の着物をいろいろお顔に当てさせて頂き、よくお似合いのこの色になりました。
見本どおりの色に染まり、緒方様にお送りさせて頂いたのですが、
ドレスのデザインと縫製を頼もうと思っていた奥様のご主人が病気になられてお願いできなくなり、
それならと小さいながらもミシンをお店に置いて手作りの服を作っておられた仕立て屋さんもコロナ禍でお店を閉めてしまわれたとのことで、お仕立てができなくなってしまわれました。
それが今年9月になり、お友達を通じてよい仕立て屋さんと出会われ、
すてきなドレスに仕立て上げられたそうです。
本場でデザインされ、仕立て上げられたドレス。
ドレッシーで気品がありゴージャス。
とてもお似合いだと思います。
お母様がお持ちになっていた反物を、
真美弥で染めさせて頂き、
それをイタリアでドレスに。
「このドレスは私の心にパッと花が咲いたような気持ちにさせてくれました。」と、
緒方様からのメールに書かれていました。