
遠目には無地のようで、近寄って見ればあるかないかの細い縞。
暑い夏にも涼しげな透け感たっぷりの夏の大島"ほのか縞"に、
趣きの異なる帯二種をあわせてみました。

まず合わせたのは、絽染帯"枝小花"。
淡い色遣い、優しい雰囲気の、染帯です。

絽目の生地がとても涼しそうで、
銀鼠色の着物によく合っています。


こちらの桜色の染帯、生地は程好いシャリ感がある生紬。
所々に節糸が走り、それが模様の一部に。

優しい地色と、大胆な柄行。
丁寧な型染めです。

どちらの帯にもよくマッチして、
合わせた帯を引き立てる着物です。
* * *

店主の夕方散歩の景色です。