
ようやく染め上がりました。
このお話が持ち上がってから1年余り。
コロナがきっかけで始まり、
コロナのために図案などを国際便で送れなくなり、
LINEで写真をお送りし、LINEの電話でお話させていただいて、
着物と帯のお誂えを進めさせて頂きました。
後ろ身頃に勝山さんの帯をあわせると、こんな感じです。

ぼかし染めの水の流れです。(後ろ身頃)

これは前身頃です。
帯の柄のイスラム華文を上前と胸に配しました。

上前のイスラム華文。

少し小さめ、胸の華文です。


この別誂えの着物が染め上がるまで、
京都小阪さんは、何度も各工程の画像を送ってきて下さいました。
仕事を進めながら、タイミングを見計らって写真を撮るのは、なかなか手間のかかることです。
その画像を私共から、シアトルのS様に説明を交えてお送りさせて頂き、
ご納得頂きながら、次の工程に進めさせて頂きました。
小阪さんの手間ひま惜しまないお仕事で、S様に染め上がりを喜んで頂くことができました。
長らくこのプロジェクト”We love kimono"にお付き合い下さいまして、どうもありがとうございました。
シアトルのS様のお誂え着物と帯、どちらも今お仕立て中です。
S様にお納めした後、シアトルでお召しになられましたら、
ぜひ又、そのお姿をブログ"真美弥の引き出し"でご覧頂きたいと思います。