
大阪では初めての手描きジャワ更紗 Reisia 展、
無事、終了しました。
期間中お忙しい中をお越し下さいました皆様、
又、このブログ”真美弥の引き出し”を御覧になって下さっています皆様、
どうもありがとうございました。
これまでに扱ってきました着物や帯とは全く違った感覚の異国の染め、
はたして日本の織りや染めの着物に合うのだろうかと心配していましたが、
実際に合わせてみますと、その相性の良さに、
お客様も驚いておられました。
コロナ禍の中、Reisiaの藤井礼子さんにお越し頂けなくて残念でしたが、
藤井さんは会期中毎日、インスタグラムやフェイスブックで、
この個展に出展中の作品を一点ずつ紹介して下さっていました。
藤井さんのフェイスブックで今回の個展をお知りになった方が、
遠くからご夫婦で訪ねて来て下さり、
知り合いの方に今織ってもらっておられる着物に合わせて、
Reisiaの帯をお選び下さいました。
写真の黄色い帯はまた別の方にお選びいただきましたが、
ジャワ更紗の染めは、
「染料で染めたくないところに蝋付けをして、そして染液に漬ける」
というやり方です。
写真の更紗の 花と花の間にある
細いクルクルっとした線‥‥。
この部分も 線を描くのではなく、
この細~い線を残して伏せ蝋をして、
そして染液に漬けて染めているのです。
(藤井さんのインスタグラムの記事より)
よくこんなことが、できるのですね。
ジャワの職人さんの、手間ひま惜しまない技には驚きです。