シアトルのSagawa様のお誂え着物、
京都小阪さんより、伏せ糊の工程の写真が送られてきました。
前回アップした糸目糊の上に、伏せ糊を置いているところです。

最初は、模様の縁に細く伏せ糊を置いていきます。

そしてだんだん内側に糊を置いていきます。

全体に伏せ糊を置くと、
おがくずを撒いて、糊を保護します。
この後、地入れをし、地色を染めます。
その後、蒸し、水もとをすると、
伏せ糊は落ちてゴム糸目が残りますので、
勝山さんの帯に合わせて友禅を挿します。
帯は既に織り上がり、友禅の参考に小阪さんにお預けしています。
帯は、透明感のある美しさに満ちた仕上がりです。
又、アップさせて頂きますので、ご覧くださいませ。
去年5月に始まったこのプロジェクト、
だんだん完成に近づいてきました。
Sagawa様は、既に一度目のワクチンを受けられ、
日本へお里帰りされる日を楽しみにしておられるそうです。
PS 今回、画像と一緒に伏せ糊の動画が送られてきましたが、
ブログにアップできませんでした。
その動画をインスタグラムでアップしていますので、
ぜひご覧になって下さいませ。
mamiya_note 染と織 真美弥 インスタグラム 4/7
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葛城山の”カタクリ”

まだまだ咲き始めですが、
日当たりの良い斜面一面が、”カタクリ”のつぼみ。

そして”ショウジョウバカマ”も咲きはじめでしたが、
登山道を外れた谷一面埋め尽くすように咲いていて、見事な景色でした。


散策路で見かけた”ギフチョウ”
先週の暖かさで羽化したものの、
急に気温が下がり飛び立てず、
動けなくなって、道の真ん中に。
踏まれるといけないので、道の端に移しましたが、
はたして飛び立つことができたでしょうか。