2020年 09月 29日
We love kimono (6) |

勝山健史さんから、シアトルのS様の帯”イスラム華文”の読み取り用の紋図と機織り用の紋図の画像が届きました。
えっ!? この帯の色は!?
画像をご覧になったS様も一瞬「これは何?」と目を疑ってしまわれたそうです。
上の写真は読み取り用の紋図。
1メートル四方くらいの大きさで、その方眼紙の一目が一本の糸を表し、読み取り機が読み取りやすいように、色の違いを極端に表現しています。実際に織る糸の色とは関係がありません。これからフロッピーをおこし、勝山さんの場合は更に紋紙を作ります。

こちらは機織り時に使う紋図。
織子さんが機の横に置いて、糸変えの目安にするため、こちらも極端な色の表現になっています。
この紋図から生まれる帯の織り上がりが楽しみです。
* * *

久しぶりの山道歩き。
道ばたで見つけた”ホトトギス”

訪れる人がほとんどいない鳥見山公園で。
モネの絵を思わせるような睡蓮が、一面に咲いていたのは見事でした。
by kimono-mamiya
| 2020-09-29 08:03
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