2020年 06月 15日
勝山健史帯 ”ジェノバ小花文” <工芸帯地 洛風林の帯> |

勝山健史氏の帯、久し振りのご紹介です。
新型コロナの影響で、11回目となる代官山での個展も、小売店向けの内見会も取りやめとなりましたが、その間にこんな魅力的な帯が織られていました。
名古屋帯ですがかなりの重みがあり、フォーマルなシーンでひときわ輝きが増すことでしょう。

勝山さんらしい水色は光の移ろいに合わせて、濃くなったり淡くなったり。

今回はじめての試みで、緯糸に紬糸が使われています。
絶えず進化し続ける勝山氏の織物、
新しい質感に新鮮さを感じます。

模様のおおらかさに加え、色の取り合わせも、なかなかです。

sold out
多くの方にぜひご覧頂きたい帯です。
風通しをよくしてお待ちしています。
* * *

6月半ば、”コウホネ”のツボミが上がってきました。

着物の家紋にもなっている”コウホネ”の花、
よく見ると、幾何学的なおもしろい姿をしていますね。
by kimono-mamiya
| 2020-06-15 10:00
| 勝山健史の織物帖
|
Comments(0)