新型コロナにより長らくお休みさせて頂いていましたが、
明日6月2日(火)より、平常通り営業させていただきます。
コロナ対策として換気や消毒に気を配って参りたいと思いますので、
ご来店の際には、マスクの着用と置いておりますハンドジェルで手指の消毒を、どうぞよろしくお願い致します。
また皆様とお目にかかれますこと、楽しみにしています。

勝山健史氏の新しい着尺です。
経糸 緯糸共に塩蔵繭の生糸の座繰り糸。
勝山さんの織物は、見せて頂く度に進化していて、
一昨年の2月にご紹介させて頂いた、同じく綺芙織 生絹とは又違った風合いです。
しなやかで、ずっと薄くて軽くなり、
前回のは袷にお仕立てさせて頂きましたが、
今回のこの着尺はお単衣に仕立てて、単衣から薄物の時季を通してお召しになっていただけます。
画像でお色が分かりにくいですが、味のある色で、
お締めになる帯によって様々な表情に変化します。

こんな透け感です。
綺芙織ですが、薄さ 軽さ 風合い共に、
今ではほぼ幻となった有水羽絹に匹敵するのではないでしょうか。
近づいて見ると、糸の一本一本がお蚕さん一頭一頭の個性の表れで、
少しずつ色が違っています。
sold out

どんな帯でもと思いますが、今回は、
多くの方にぜひご覧頂きたい帯です。
風通しをよくしてお待ちしています。
* * *

どこか人の少ない所でのんびりと と思いましたが、
どこも県をまたいで来ないでほしいと書かれていて、
思い付いたのが、河内長野市の観心寺。
何年か前のお正月にお詣りした時はたいそうな賑わいでしたが、
今回はほとんどだれもみえていませんでした。

一年で一番いい時季。
澄んだ空気に優しい日差しが、快いでした。



星塚を一巡して、ミニハイキング。
こんな小さな実ができていました。