2019年 09月 17日
手織夏名古屋帯 ”モスクワの花” <工芸帯地 洛風林の帯> |

洛風林さんから、すてきな名古屋帯が届きました。
9月初めの洛風林さんの展示会で、
「真美弥さん。この帯、きっと真美弥さんがお好きだと思って‥‥。」
と勧めて頂いたのがこの帯です。
大胆でたおやかな柄、一色一色はおとなしい色なのに個性的な配色、
そしてなんと言ってもこのふくれ織の地風。
即、頂くことに決めました。

たしかこの帯、以前ほかの色で織られていたように思いますが、
色が変わると、まったく別の顔に。
この配色を考えられたセンスは驚きです。

秋の装いにぜひ、お加え下さい。 sold out
* * *
日差しのきつい9月のはじめ、奈良の依水園を訪ねました。

あまり花のない時季ですが、
池には名残りの蓮の花。

別世界に来たようで、暑さも忘れました。

台風が埃を吹き飛ばしてくれたおかげか、
まっ青な空が池に映えていました。

光と影のコントラスト。

向こうに見えるのが若草山。
手前のこんもりしているのは、このお庭の築山。
変わった形の築山だなあと不思議に思いながら庭園を散策していると、
地下足袋を履いた庭師の方の姿が。
この依水園のお庭についてたくさん教えて下さいました。
この築山は、向こうに見える若草山を借景にするために考えられた形だとお聞きして、納得がいきました。
by kimono-mamiya
| 2019-09-17 00:11
| 洛風林の帯箪笥
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