
夏の装いにありがたい長襦袢です。
近江の麻にコンニャク糊をコーティングした襦袢で、
糸に光沢があり、夏物に適したシャリ感、清涼感たっぷりです。
天然素材を使用しているため肌に優しく、麻のチクチク感がありません。

普通、夏の長襦袢は薄物のお着物から白い色が透けて見えますが、
この長襦袢は優しいベージュ。
5月・6月で薄物を着るのはまだ少し早いかなと迷われる時季でも、
これだと白く透けないので、
薄物で涼しく快適にお召しになって頂けます。

右に真っ白、左にこの長襦袢を敷き、その上に、
翡翠色(ひすいいろ)の小千谷縮を重ねてみました。

夏の透けるお着物では、こんなにちがって見えます。
年々温暖化が進む時代に、ぜひ一枚欲しい一品です。

楓(かえで)のプロペラ。
ふつう秋になって出来るそうですが、
ひと足早く出会うことができました。