”真美弥の引き出し”をご覧くださいましてありがとうございます。
弊店の着物や帯を皆様のお目にかけたく、このブログでご紹介させて頂いています。
月に数回程度のゆっくりしたペースですが、どうぞよろしくお願いします。

”秋の個展”で披露させて頂きました、勝山健史氏の名古屋帯。
今年8月はじめ京都吉田山にあるアンスティチュフランセで、
勝山氏を交えてのトークイベントが開催された折、
会場に展示されていた勝山氏の帯の中に、
ひと際私共の目を引く清らかな帯がありました。
気位の高い色と柄。
早速お願いして、地色や柄の配色を、
「真美弥好み」にして織っていただきました。

古代ギリシャの戦いで活躍したといわれる丸型の盾。
邪悪なものをはねのける神秘的な力を感じます。

勝山氏の塩漬けの糸は、独特の光沢。
同じ糸が光りの当たり具合で、空色に見えたりシルバーに見えたり……。

いつものことながら勝山さんの織物は細部に至るまで、
行き届いた美しさ。

こちらは前柄。
シンプルな配色なので、帯締めの色を効かせたり帯留めで楽しんだり、
また銀鼠や白よごしの帯締めを合わせますと、この帯がぐっと引き立ちます。

sold out