長かった大雨が治まり、
真美弥の店内にも、陽の光が届くようになりました。

これまで弊店で扱ったことのない新しい趣きの着物。 ”天の川 滝縞”
(透けているので、裏に白い紙を当てて撮影しています。)
京都の千藤さんの月初の会で一目見て、頂くことにしました。

型染のしけ引きで、ぼかしの具合が又なんとも見事な染めです。
横や斜めのしけ引きは手描きで染めますが、
縦となると着物一反分、一度に手描きすることはできません。
型染にすることで、端正で上品な仕上がりに。
型染めのあと、いくつかの工程を重ねて、
この ”天の川 滝縞” の味わい深い趣きがうまれました。

夏の透けた着物を写真で表すのは、とても難しいですが、
特にこの”天の川 滝縞”は、ぜひ実際に御覧になって頂きたい一反です。
光の当たり具合、見る向き、明るさ‥‥‥。
驚く程、見え方が変わります。

今月初め、千藤さんのギャラリーにお邪魔しました。
白を基調としたスペースに、
夏物を中心とした帯や着物がすっきりと展示され、
窓の柳のグリーンととてもよく調和していました。


弊店の”春の個展”で御覧頂いてご存知の方もおられますが、
千藤の織物はとても立体的で、どのように織られているのか不思議がいっぱい。
その不思議がどのようにして作り出されているのか、
素材となる糸も展示されていました。
千藤の商品、ただ今弊店にはこの”天の川 滝島”のほか、
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。