
前回の勝山健史氏の帯”アーティチョーク”は、
このブログにアップして間もなく御縁を頂戴しましたが、
今回の”立枠草花文”も”アーティョーク”と同じく、
勝山氏の今年の新作を、真美弥好みの配色で織って頂きました。

この帯も、箔屋さんの斎藤さんの箔が、
静かな光を生み出しています。

なか井さんの帯締め ”洋角水引”を合わせてみました。 sold out
* * * *
6月の日曜日、兵庫県の網引(あびき)湿原へ。
電車を6本乗り継いで辿り着いた湿原は、
水が豊かに湧き出し、”ノハナショウブ”や”カキラン”など、
湿原でしか見られない植物の宝庫でした。


飾り気のない可憐な姿の ”ノハナショウブ”

湧水湿原で豊な水。

カメラにうまく収まりませんでしたが、
めずらしい八丁トンボを見ることができました。
赤トンボよりもっともっと赤い色で、大きさは2センチ程。


知らずに見過ごしてしまいそうな小さな ”カキラン”
ウグイスなど鳥たちの啼き声、
湿原から川へと水量を増しながら流れていく水の音など‥‥‥。
景色や空気だけでなく耳からも、ぜいたくのおすそ分けを頂いたひと時でした。