”真美弥の引き出し”をご覧くださいましてありがとうございます。
弊店の着物や帯を皆様のお目にかけたく、このブログでご紹介させて頂いています。

夏を涼し気に、そして涼やかに。
(見た目も、着心地も、涼しくありたいものです。)
これまでにも何度か小千谷縮をご紹介させていただきましたが、
今回は、この夏の新色を三反。
グレーがかったグリーン。
お顔映りがよく、帯合わせも幅広くて、
とても重宝な一枚です。

たてに大きなシボがあって、
肌に触れる面積が少なく、
涼しくお召し頂けます。

こちらは、明るいカラー二色。
軽やかに、帯合わせをお楽しみ下さい。

小千谷縮は、麻100%の織物。
何度もお召し頂き、洗濯を重ねると、
だんだん地風が柔らかく着心地もよくなります。


それぞれ違った趣きの小千谷縮です。
夏のお着物は他に、近江縮、綿麻、絹麻、アイスコットン等がございます。
お好みによって、お選びください。
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どこか静かなところでのんびりと、
と思いバス乗り場で並んでいたのですが、思いの他の長蛇の列。
バスに乗るのをあきらめ、あてもなく奈良をブラブラと。

この日は暑くもなく寒くもなく空気が澄み亘って、
とても爽やかな日差し。

観光地は人の波であふれかえっていますが、
少し場所を変えると、奈良は本当にのんびりとしていていい所。

東大寺法華堂から足の向くままに歩いていると、
年代を感じる茅葺きの屋根が見えてきました。
とても大きなおうちで、味のある字で”清水”と書かれた表札が掛けられ、
表札の側面に”公照”とあるので驚きました。
あのえらいお坊さんのお住まいだったようです。

春日原始林を少し行くと、頭の上でさまざまな鳥が飛び交い、
川沿いには、太い藤蔓の勢いのある面白い姿がありました。