手織袋名古屋帯 ”キビソ縦二層 緑” <千藤(ちとう) 謹製> |
弊店の着物や帯を皆様のお目にかけたく、このブログでご紹介させて頂いています。

1週間毎日目にしていてとっても気に入り頂くことになりました。
お単衣の時だけでなく、袷の季節にも。

その”生皮苧”(キビソ)の糸を使って織られた帯。
シャキッとハリがあり、独特の風合いです。

千藤さんに教えて頂きました。
白二本揃えの上に緑の糸一本を乗せて縦糸が二重構造になっているため、
正面からは白っぽく見え、横から見ると緑に見える
なんとも不思議で存在感のある帯です。
”春の個展”で皆様に御覧頂きましたが、
千藤さんの織物はとても立体的な構造で、
どの帯もこんなの始めてという驚きに溢れています。

京都 小阪のしけ引き着尺に合わせてみました。




薬草で、国の天然記念物に指定されているそうです。

