澤村陶哉工房 陶展 ~炎ゆかしき~ 於:京都陶磁器会館 |

今回は着物や帯のご紹介をお休みして、
京都で開催されている陶器の展覧会のお知らせです。
3月30日(金)~4月11日(水)
於 : 京都陶磁器会館 2F ギャラリー
三代澤村陶哉氏と工房内の若手作家の作品展で、
今回の作品はすべて登り窯か穴窯で焼成されたものばかりです。
澤村陶哉工房はろくろ師と絵付師をかかえる工房で、
非常に薄い水挽き成型と格調高い上絵付、
表情豊かな細工物などの仕事が大きな魅力です。
(案内DMより抜粋)
澤村陶哉氏にお話しをお伺いすることができました。
京都のほとんどの工房では電気やガスの窯で焼かれているのに、
なぜ、労力・日数・費用etcがかかり、
歩留まりの低い、登り窯や穴窯で焼かれているのかは、
それは、いいものを作りたいから。
そして、その良さをわかって下さるお客様がおられるから。
澤村陶哉氏の器を手に取ると、何故か心地よさを感じます。
そしてその軽さに驚くことも。
同じ形の器を作るのに、薄い程むずかしく時間もかかり、
又、窯で焼いてヒビが入ったりすることがあって歩留まりも低いそうですが、
器を持ち上げた時に、見た目より軽く心地よさを感じてもらえる様に、
薄く作られているそうです。
お話しをお聞きしていると、
なんだか勝山健史氏の織物と通じるものを感じました。
私共の娘 長村萌花も作品を出させて頂いています。






