”真美弥の引き出し”をご覧下さいまして、ありがとうございます。
弊店の着物や帯を皆様のお目にかけたく、このブログで紹介させていただいています。

大胆な裂取りの小紋の着物。
無彩色でシンプル、遠目に美しく面白いおしゃれな一枚。
場面が広く、筆で均一に塗ることが不可能なため、
刷毛による引き染め職人の手作業になります。

裂取りがとても斬新です。

黒く見えているのは、緯糸(ぬきいと)。
黒糸を使用して裂取の模様に織られた白生地に
地紋を活かして染め分けられています。

勝山健史氏の名古屋帯”ロシア小花更紗(黄色)”を載せてみますと、
なんともピッタリ。
相性のいい帯は他にも‥‥。 sold out
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この夏、蔵王の山道で”アサギマダラ”の群れに出会いました。
その数は20とも30とも。
優雅に舞い飛んでいる様は、別世界のよう。

”アサギマダラ”がとまっている花は、四つ葉ヒヨドリソウ。

”アサギマダラ”は”フジバカマ”や”ヒヨドリソウ”などの蜜を求めて南下し、
遠い南西諸島との長い距離を旅。
途中、琵琶湖東岸や生駒山にも立ち寄るそうです。