2017年 05月 27日
勝山健史帯 "ロシア小花更紗②” <工芸帯地洛風林の帯> |
勝山健史氏の新しい帯が届きました。
先日、東京の代官山ヒルサイドテラスで勝山氏の個展が開催されましたが、
この帯はその時に発表されたものです。
”ロシア小花更紗”、以前同じ柄で透けるような水色の帯をご紹介させて頂きましたが、
色遣いが変わりますと、全く別の帯に見えるのは本当に不思議です。
代官山の個展で、勝山健史氏の帯を初めてご覧になった方が、
「‥‥きれい! 」っと、驚きの声を上げておられました。
勝山氏の糸の力でしょうか。
弊店へお越し下さったお客様もよく、
「うわーきれい!」と、目を輝かせながら、おっしゃって下さいます。
表情豊かな、ロシア小花の柄。
暖かな色合いの黄と、凛としたブルー。
あるようで無い、色の取り合わせ。
つい見入ってしまいます。
光の具合と見る位置で移ろう、帯の輝き。
勝山健史氏の綺芙織り着尺”雨縞”に載せてみました。
余談ですが、この帯が届いた翌日に伺ったコンサートで、
ヴァイオリニストの前橋汀子さんが、
この帯と同じイメージの黄色のドレスをお召しになっていました。
優雅なデザインのお洋服で、優しい黄色がまろやかな演奏に合わせて優雅に動き、
黄色の色と音楽が一つに溶け合うような、すばらしい音楽会でした。
多くの方にぜひご覧頂きたい帯です。
風通しをよくしてお待ちしています。 sold out
刻々と変わる山の表情ですが、
富士山はやっぱり、他の山とはちがう特別な山ですね。
by kimono-mamiya
| 2017-05-27 08:00
| 勝山健史の織物帖
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