ふくれ織りのゆったりとした起伏のある帯。
その織りの表情と締め心地の良さには定評があります。

ずっと前にご紹介させて頂いた
白地と
グリーン地の帯のお色違いですが、
色が変わると、全く別の帯。
この ”リヨンの花”の色出し は、工芸帯地洛風林社長の堀江麗子様によるもの。
落ち着いた中にも匂い立つはなやかさは、麗子様そのものの様です。

優し気で堂々とした、おおらかな花の姿。

柴色地に、鳩羽グレー、銀鼠、墨藍、
それぞれは地味なお色ですが、
組み合わさると華やかさを生み出しています。

緯糸に緩みを持たせて織り上げる”ふくれ織り”。
ゆったりとした味のある膨らみ。


お色合わせが楽しい帯。
紬、小紋、色無地、付け下げなどに合わせて幅広くお召し下さい。
※工芸帯地 洛風林の帯は、この他にも多数ございます。(約30~40点)
このブログ”真美弥の引き出し”の、
カテゴリ⇒”洛風林の帯箪笥”でご覧いただけますので、
何なりとお問い合わせ下さい。
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雪の降る日曜日、雪が見たくて彦根へ。
電車の窓から見える、舞い降る雪景色はとても迫力がありました。

雪かきができていない道を歩くのは一苦労。

八尾では見られない程の雪の量。

雪道を行くと、琵琶湖岸に。
風が吹き付け、大波が立っていました。

強風で折れ落ちた松の枝。

神社の屋根に積もった雪が今にも………。
と、ドドドドーー。
ぶら下がっている雪だけでなく屋根の上の雪もいっしょになって、
大きな音が響きました。
あちらこちら雪道を歩いてお城についたのは、もう夕方。
彦根城には、また改めて寄せて頂くことにしました。