勝山健史帯 ”イカット華文②” <工芸帯地洛風林の帯> |
6月に東京代官山ヒルサイドテラスでの勝山健史織物展で発表された
新作の帯を、ご紹介させて頂きます。
前回、ご紹介させて頂きました、桜色の”イカット華文”とお色違いの帯。
同柄でも配色が変わると、ずいぶん趣きが違うものですね。
白と水色と金。清潔で透明感のある色遣い。
勝山健史 織物展 のテーマ
にふさわしい帯のように思います。
静かな輝きのある帯。
一人でも多くの方に、お手に取って御覧頂きたい、いい帯です。
sold out
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20年程前、白馬岳からの帰りに寄った栂池自然園。
その時はあまり時間がなく、少しの散策だけでしたが、
湿原一面の ”ワタスゲ” はこの世のものとは思えない幻想的な景色でした。
その栂池にこの夏、ゆっくり行って参りました。
花の終わった ”水芭蕉” にできた、まだ小さくて青い実。
岩の間から涼しい風が出て来る風穴に、八月というのにまだ雪が残っていました。
根に毒を持つ、”トリカブト”。
花の色は様々で、もっと青味がかったものや、赤味がかった花も見られました。
大きな ”シシウド”
20年前には無かったゴンドラとロープウェイができていました。
その駅近くで赤く色付いた”ななかまど”。
暑い暑いと言って過ごしていますが、もう秋が近付いているのですね。