小紋着尺 ”角市松染分け〆切” <工芸キモノ 野口の着物> |
弊店の着物や帯を皆様のお目にかけたく、このブログで紹介させて頂いています。
月に数回のゆっくりとしたペースですが、どうかよろしくお願いいたします。

帯合わせの幅が広がる、新感覚の小紋の着物。

地紋のある生地に、細かな染め。
二つの模様が見え隠れして、とても表情豊かです。

染め分けの三色それぞれが上品なお色。
洛風林や勝山健史氏の帯などに合わせて頂きますと、
何処にも無いすてきなコーディネート。
お仕立て上がるとどんなになるか思い描くのも、
着物の楽しみの一つです。
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雲ひとつ無い五月の連休最後の日、奈良の春日原始林にて。

遅咲きの八重桜。五月の桜も、いいものです。

滝坂道のはずれの池。
聞こえてくるのは、風の音と鳥の啼き声だけで、市内の喧騒から逃れた別世界です。

春日大社は、どの建物にも気品を感じます。

境内のそこここで、見事な藤を目にすることができました。

猿沢の池では、鵜が大きく羽根を広げ,濡れた羽根を乾かしていました。