勝山健史夏帯 ”ヨーロッパ華文” |

勝山健史氏の新作夏帯が、”春の個展”で二本とも御縁を頂き、
工芸帯地洛風林さんにお願いしていましたところ、
届いたのがこの”ヨーロッパ華文”。
地色は藍白とありますが、とってもさわやかな鶸色です。

お仕立てで帯芯を入れた感じを出すため、裏に白い紙を当ててみました。

絵緯糸のやさしい輝きに、ついつい見入ってしまいます。
朝、昼、夕方、光りの加減により違うように見えて、
ほんとうに、表情豊かに感じられます。

無地場にも、細やかな織り模様。
お単衣と薄物の季節を通じて、お締め頂ける帯です。
フォーマル感があり、お茶などのお稽古事をなさっておられる方には、
この帯が一本あれば、とても重宝して頂けることと思います。

洋角帯締めの”なか井”さんの、夏帯締め”タワー”を
合わせてみました。

ふっくらと厚みがあって格調高く、締めよい帯締めです。
(勝山健史夏帯・なか井の夏帯締めタワー共にsold out)

今年は、”ユキノシタ”が、いつもの年より早く、つぼみを持ち上げてきました。

〔後日記〕 ”ユキノシタ”の花が、一斉にに咲きました。(5月12日)