手織名古屋帯 ”印度更紗” <工芸帯地洛風林の帯> |

早いもので洛風林さんとのお付き合いも先々代の時からで、
もう40年ばかりになります。
真美弥の織帯の棚の大半は、洛風林さんの帯で占められています。
このピーコックブルーの名古屋帯も、先日新しく真美弥の帯棚に加わった一本です。

最近では珍しくなった濃い地色の帯。
経糸、緯糸共に同じ色の糸を使うことによって生まれる濃い地色。
この色が、この帯の魅力の大きな要素。

大胆な地色に、おとなし目の柄行き。
印度更紗の模様です。

アップにすることによって見えてくる、ていねいな糸遣い。

異国情緒の和やかな雰囲気。

色数が少ないので、とてもすっきりとしています。
小紋や色無地、軽めの付け下げなどに合わせて、
お楽しみください。
sold out
* * *

すっかり忘れていましたが、屋上へ上ると、
今年も、”寒咲きあやめ”が咲いていました。

風が吹くと、なんだか気持ちよさそうに花弁をヒラヒラと。
室内に入れると、あっという間にしおれてしまうため、
店に持って下りて来れないのが残念です。