勝山健史帯 ”唐櫃文③” <工芸帯地洛風林の帯> |

先日、洛風林さんと勝山健史氏とで届けて下さった帯。
なんときれいな帯かと、またしても一目で頂くことになりました。

「あなたは一体、何色?」と訊ねたくなるほど、
見る位置や光の加減で、見え方いろいろ。
この通り、梅模様も同じ色なのに、金色に見えるものと銀色のものと。

勝山健史氏と息の合った箔屋さんが作る引き箔が、
帯の輝きに、一層の深みを加えます。

”唐櫃文”の帯はこれで3本目ですが、色だけでなく糸遣いや箔遣いも異なり、
それぞれにちがう個性。


塩漬けの絵緯糸の輝きは、この世のものと思えないほど。


この帯が一番きれいに見えるのは、お太鼓に結んだ時。
丸みを帯びた帯が、光を受けて様々な変化を生み出します。
紬から訪問着まで。
合わせる着物の幅がとても広い、存在感のある帯です。
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