手織名古屋帯 ”万華” <工芸帯地洛風林の帯> |

つい先日、工芸帯地洛風林さんから届いた名古屋帯。
毎月月初めに、京都で新作帯の展示会が催され、
ほとんど毎回、拝見させて頂いていますが、
衣之棚通りにある風情のある京町屋で行われる会では、
洛風林さんの、すばらしい帯が勢揃い。
この帯は、今月初めの会で選ばせて頂いた新作です。

万華鏡を思い浮かべるような帯。
一つ一つの花が、それぞれ違った模様で、
正に万華そのもの。
細いブルーのラインが、ひと際この帯を引き立てているように思います。

先代亡き後、若い三人姉妹が、洛風林さんを継いでおられますが、
この帯は、そのお一人が描かれた図案をもとに織られました。

焦げ茶が基調の帯なので、淡色や中間色の着物によく合いますが、
濃い色の着物と合わせても、この通り。
sold out
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”むべ”の木に実がなるようになって、三年目。
十数個の実が色付きはじめましたが、
残念ながらどれも皆 手が届かない高い処にできています。