2014年 06月 06日
竪絽袋名古屋帯 更紗華紋 |
今年は真夏と梅雨が、相次いでやってきました。
これは、お単衣から薄物の時期を通しておしめいただける重宝な夏帯。
湿気の多い丹後で濡緯(ぬれぬき)で織られ、ハリがあってしなやかな地風。
濡緯(ぬれぬき) : 織る前に水に浸して濡らした緯糸(ぬきいと)を使用して織ることで、
軽やかで、ハリのある織り上がりになり、
普通の織物と比べて、シャリ感が永く保たれます。
高度な技術が要り、 最近では少なくなりつつある貴重な技法。
上品な柄で、生地は縦に絽目を通した竪絽です。
sold out
お仕立ては芯を入れずにかがるだけ。
小紋や色無地・付け下げ等に合わせて、夏のおしゃれをお楽しみ下さい。
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他のワラビはもうすっかり親木になっているのに、
なぜか今頃になって頭を出した、末っ子ワラビ。
6月はじめの葛城山は日差しも強く、もうすっかり夏を迎えていました。
by kimono-mamiya
| 2014-06-06 08:00
| 帯の引き出し
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