2014年 05月 31日
稲垣稔次郎原画 附下小紋 ”のれん松梅” |

人間国宝 故稲垣稔次郎原画による型絵染の着物。
四月の”春の個展”で御覧いただいた方もおられますが、
白地に松と梅の大胆な図柄がおもしろい附下小紋です。
故稲垣稔次郎原画による型絵染の着物だけを扱っておられる
染殿 近與という問屋さんの染め。
江戸時代から続いている老舗で、その昔は武士の裃も扱っておられたそうです。

のびやかな線の運びは、さすが人間国宝。

どこを切り取っても、絵になるのが不思議です。

年次郎の印。
”稔”が同じ読み方の”年”になっているのもおもしろいですね。

着物の雑誌の表紙で紹介されたこともあるこの着物。
お仕立てすると、又ちがった印象に。
by kimono-mamiya
| 2014-05-31 10:00
| 着物の引き出し
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