”春の個展” 開催中 |

穏やかな暖かい春になりました。
恒例の”春の個展”を開催しています。

弊店で初めての展示。
人間国宝、稲垣稔次郎氏の原画による型絵染です。
透明感のある色、どこか懐かしみのある絵柄。
顔に当てた瞬間、反物に生き生きと命が宿ります。

しなやかで、腰のある生地。
葉っぱの一枚一枚、霞の一条一条まで、美しい線の運び。

雑誌等にもよく掲載されていまますが、
時代祭の斎王代や、宮沢りえさん等の女優、また京都の料亭のおかみさん達なども、
よく着ておられます。

長野県飯島で桑を育て蚕を飼い、美しい糸作りに挑戦している、
勝山健史氏のはじめての夏帯です。
絽や紗でなく、細い糸を用いることによって、
薄くて透け感のある帯ができました。
とてもきれいです。

勝山さんの帯は、どれをとっても、
静かな光沢を放っていて、見ているだけで豊かな気分が味わえます。

工芸帯地 洛風林の手織名古屋帯。
新しいデザイン、色遣いが揃いました。

”牡丹に孔雀”の糸目糊友禅の色留袖。
きめ細かな手仕事が光ります。

春の個展 : 4月20日(日)まで 於 : 弊 店
どうぞお気軽に、お越し下さいませ。