染名古屋帯 千代紙人形 <東京染めの染め帯> |

千代紙人形の柄の、古代縮緬の染名古屋帯。
東京染独特の”むっくり”とした色合いが魅力です。

前の晩から大豆を水に漬けて作った豆汁(ごじる)を、柄の部分に塗り、
その上から友禅の色を挿す、”こつまめ”という作業。
今ではほとんどする人がなくなってしまいました。
このひと手間で、布が染料をたっぷり吸い込み、味わい深い色目が生まれます。
大切にしたい染め帯です。

sold out
こちらは前柄。
帯締めを合わせるのも楽しみです。
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葛城山で出会った”ふしぐろせんのう”。
山路で、色鮮やかな花をみつけたときは 嬉しくて、
歩いてきた疲れを忘れます。