手織袋帯 ペルシャ人物花鳥文 <工芸帯地 洛風林の帯> |

遠い昔の遠い国「ペルシャ」の、
タイルの模様から生まれた帯。


異国情緒の中にも、日本の美術に通じる、
人物や花や鳥や動物の趣き。


この重厚な意匠を帯に表現するために使われている、
たくさんの色数、複雑な組織のための糸数。
贅を尽くして、織られました。

訪問着や色留袖など、フォーマルなお着物に合わせて、お締めください。

春を待つ、彩りの少ない山路に、
こんなが草の実が耀いていました。

洛風林さんの資料館 織園都(おりえんと)には、
国内外のすばらしい資料が豊富に所蔵されています。
これまで、その染織品などを元に多くの帯が生まれ、
これからも、生まれ続けることと思います。
かけがえのない洛風林の帯を、これからも紹介させて頂きたいと思いますので、
ぜひ、ご覧になってください。
真美弥