手織袋帯 有職鳥襷文 <工芸帯地 洛風林の帯> |

春らしい、やさしい色調の袋帯です。
地風がよくて、締めやすく、
また、お着物との色あわせも、幅ひろく楽しんでいただけます。

4分の1の円周の中に尾長鳥が2羽ずつ斜めに描かれ、
その形が襷(たすき)をかけたように見えることから、
鳥襷文と呼ばれています。

円の中には、花菱が織り出され、
格調の高さと、華やぎを、添えています。

花菱の模様が、立体的に、浮き上がって見える、
見事な箔遣い。
見飽きることが、ありません。
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脳ミソのような黄緑色のもの。
真美弥の庭に現れたのは、
1センチにも満たない、イワタバコの芽。
その小さなちいさな芽の中に、
これから伸び出てくるイワタバコの葉っぱが、
きちんと折りたたまれたように、詰まっているのを見つけました。
毎年、夏になると、
紅藤色の涼しげな花を咲かせて、楽しませてくれます。