勝山健史 帯 『トルファン』 <工芸帯地 洛風林の帯> |

勝山健史氏の帯 『トルファン』
普通の帯は何色もの色糸で織られていますが、
勝山氏のこの帯、
地色の臙脂色と、模様の糸の二色だけ。
シンプルで見応えのある、
ふしぎな帯です。


模様の部分が浮き上がり、輝いて見えます。
糸の力ですね。

経糸、緯糸ともに、生引きとありますが、
繭に熱風をかけると、絹糸の風合いが損なわれてしまうので、
生きたままの繭から引いて紡いだ糸で、この帯は織られています。
繭が出来、蛾になって出てくるまでに一週間ほど。
多くはできない、特別な糸です。
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