2011年 07月 23日
日本の色 千年の彩展 / 吉岡幸雄 |
雨が降る七月の日曜日、
草木染で知られる吉岡幸雄氏の展覧会を観に、
東花園まで出かけてきました。
源氏物語の各帖を、何色かの色の組み合わせで表す
”襲(かさね)の色目”
白と緑と山吹色で表された”夕顔の襲”が、
時節柄か、一際、美しく見えました。
様々な色に染められた、ひらひらと透けるような布に見入っていると、
そこに、吉岡幸雄氏がいらっしゃいました。
ふつう絹布は、織り上がるまでの行程で、しなやかにするため、
薬品などで繊維の周りのセリシンを取り除くのですが、(練りといいます)
吉岡幸雄氏の作品は、
この"練り"をしないことによって、これほどまでの透明感が生まれるそうです。
店主も、
練りをしない布はシワになりやすく、こんなに、きれいに染め上がるとは!
と、感心していました。
氏のお話によると各行程で、
細心の注意を払って、染めておられるそうです。
東大阪市民美術センター:072-964-1596
8月28日まで

草木染で知られる吉岡幸雄氏の展覧会を観に、
東花園まで出かけてきました。

源氏物語の各帖を、何色かの色の組み合わせで表す
”襲(かさね)の色目”
白と緑と山吹色で表された”夕顔の襲”が、
時節柄か、一際、美しく見えました。
様々な色に染められた、ひらひらと透けるような布に見入っていると、
そこに、吉岡幸雄氏がいらっしゃいました。
ふつう絹布は、織り上がるまでの行程で、しなやかにするため、
薬品などで繊維の周りのセリシンを取り除くのですが、(練りといいます)
吉岡幸雄氏の作品は、
この"練り"をしないことによって、これほどまでの透明感が生まれるそうです。
店主も、
練りをしない布はシワになりやすく、こんなに、きれいに染め上がるとは!
と、感心していました。
氏のお話によると各行程で、
細心の注意を払って、染めておられるそうです。
東大阪市民美術センター:072-964-1596
8月28日まで

by kimono-mamiya
| 2011-07-23 16:53
| あれこれ
|
Comments(0)