古陶の譜 MIHO MUSEAM 六古窯とその周辺 |

前から、行きたい行きたいと思っていた
滋賀県信楽のミホミュージアムでやっていると聞き、
先日、行ってきました。
琵琶湖の南、広大な山の中にあり、
建物の80%以上を地中に埋設し、
自然をふんだんに採り入れた、
「MIHO MUSEAM」
この美術館自体を見るのが、楽しみでした。

到着すると、電気自動車がお出迎え。

電気自動車に乗ると、すぐにトンネルが……

トンネルの中は別の世界へ通じている様な異次元空間。

トンネルを抜けると、そこに、美術館の建物が現れました。

幾何学模様のガラス窓から、
明るい陽の光が降り注いでいました。

やさしい木の様に見えても、燃えない素材。
館内のあちこちで、使われています。

ここからは、撮影禁止。
中世の大きな壷が、たくさんありました。
現代のやきものとは、又ちがった美しさ。
素朴な焼き肌に、
形も、よくみると、どこか歪んでいたりして、
暖か味と、そして力強さを感じる展覧会でした。
同時開催で「創立者生誕百年記念展」も。
中でも一番に、目が行ったのは
千利休が所持していた「少庵井戸」
何と言ったらいいのかわかりませんが、
ものすごい存在感。
「幻の名碗」といわれるのが、
わかるような気がしました。
見事なコレクションで、
エジプトの魚形容器や、
ギリシャの牡鹿形リュトン
日本のものでは、
若冲の絵や、それから、
海北友松の「群馬図屏風」、
おおらかな馬の姿が、
なんとも云えず、印象的でした。
写真が撮れず、残念です。

帰りは歩いて。
トンネルの入り口で、むこうから、電気自動車がやって来ました。

あっという間でしたが、もう陽が傾いていました。

この水曜日に決行する予定でしたので^m^
その日まで、気持ちが更に盛り上がります。
あぁ~楽しみです。